二次性高血圧の種類について
高血圧イメージ

二次性高血圧の種類について

年齢を重ねていくとどうしても血圧が高くなりがちです。
特に日本人は漬物やお味噌汁など日頃から塩分をかなり摂取するため、血圧が高くなってしまう人が多いといわれています。
こうした日頃の食生活などが影響している、また特定の原因がよくわからない血圧の上昇を本能性と呼びますが、その他に、何かの病気などが原因となって起こる血圧の上昇状態を二次性高血圧と呼びます。

本能性の場合、加齢や食生活などが深く影響し、いわゆる生活習慣病によっておこるものが多いのですが、二次性の場合、他に何かの病気などが隠されていることがあるため、本能性ではない、という事を判別しなければなりません。
二次性が疑われる状態としては、20歳以下、若しくは50歳以上で発症した場合、急に血圧が高くなった場合、一般的に行う治療に抵抗性がある場合、血圧の数値と合わない臓器障害がある場合、初診の収縮期血圧が1800mmHg以上、若しくは拡張期血圧が110mmHg以上、こうした場合は、二次性が考えられるため、より詳しい検査を行う必要があります。

二次性が考えられる病気はいくつかあり、例えば腎実質性、腎血管性、甲状腺機能低下症、睡眠時無呼吸症候群、薬剤誘発性などがあります。
この中で二次性高血圧でも頻度が高いといわれているのが腎実質性、次に腎血管性です。
この腎臓が関係する血圧の上昇の原因としては、腎臓疾患が挙げられますが、例えば慢性糸球体腎炎、糖尿病性腎炎などです。

こうした腎臓性の疾患による高血圧の場合、本能性とは違い原因が明らかなので、元となっている病気を改善することで、血圧の状態も安定してきます。
ただ、腎臓の疾患などもそうですが、簡単に短期間によくなるという病気ではないので、原因の病気の状態が早く改善していかないという場合には、血圧そのものに対する治療が必要となります。
つまり、原因となっている病気の治療と共に、血圧コントロールを、お薬などで行っていく、という事です。
血圧が高い状態が継続すると、突発的で重篤な病になってしまう事も多くなります。
まずはなぜ、血圧が高くなっているのかという事をしっかり調べる必要があります。