軽症高血圧とされるのは140
高血圧イメージ

軽症高血圧とされるのは140

高血圧にはレベルがあり、以前は日本高血圧学会により、軽症、中等度、重症という段階を設けていました。
ただこの場合、軽症というとそれほどひどくなく、治療も必要ないと考える方もいるため、誤解を与えないように、レベルをさらに明確に変更しています。

日本高血圧学会の治療ガイドラインによると、Ⅰ度からⅢ度という表現となっています。

Ⅰ度の場合、収縮期血圧140~159、拡張期血圧90~99、
Ⅱ度の場合、収縮期血圧160~179、拡張期血圧100~109、
Ⅲ度の場合は収縮期血圧≧180、拡張期血圧≧110という数値です。

つまりこれまでの軽症はⅠ度であり、「140」「90」という数値が一つの目安となります。

このほか至適血圧・正常血圧・正常高値高血圧があります。
正常高値というのは、高血圧と診断される数値の一歩手間、この先、そうなるかもしれないという予備軍の事で、この状態のうちに生活改善等を行い、高血圧にならないことが必要です。

確かに健康診断で、軽症と診断があっても、「軽症ならまだまだ許容範囲でしょ?そんなに高い数値じゃないし、気にしなくても大丈夫」と思ってしまう方も少なくないんです。
でも軽症の時こそ血圧が高いという事の要因や、生活習慣等をしっかり考える時です。
この時を逃してかなり高い血圧が継続するようになると、体のあちこちに支障が出てきます。
ほかの部分に合併症などが起こる前に、軽症の段階で先に進めない、という事がとても重要な事なのです。

合併症のリスクは血圧が高くなればなるほど、その期間が長くなればなるほど、高くなっていきます。
もちろん、正常値の血圧野方であっても、脳の重篤な疾患や心臓の大きな病などにかかってしまう人もいます。
ただ、リスクという面を考えると、やはり血圧が高い、持続期間が長い、という人の方が危険性も高くなってしまうのです。

そのため、正常値であっても日頃の生活に気を配る事が必要ですが、これまでの軽症度に当るⅠ度であっても油断することなく、ここで血圧が高い状態から正常値に戻すことを強く心にとめておきましょう。
大きな病気になるリスクを減らすのはあなた自身の生活に大きく関係しているのです。